フレンチラップに出会った * ヨーロッパのスターStromae(ストロマエ)
こんにちは。25歳まよえるおんな、第3回目のブログです。
Stromae -ストロマエ- って誰?
■Stromae (ストロマエ)はベルギーの首都ブリュッセル出身のラッパー・シンガーソングライター。1985年にルワンダ人の父とベルギーの母との間に生まれた彼は幼少期から音楽教育を受け、15歳のときにラッパーとして活動を始める。
2009年に発表したシングル「Alors on dance (アロー・オン・ドンス)」がヨーロッパで大ヒット。その後発表された2枚のアルバムも各国でチャート入りし、セカンドアルバムからのシングル「papaoutai(パパウテ)」はYouTube再生回数2億回を突破(!)2015年5月現在、ヨーロッパとアメリカでツアー中。
彼、すでにヨーロッパでは大スター!アメリカでも人気です。日本ではあまりメジャーじゃありませんが、知ってる方にとっては今さらって感じだと思います。
このストロマエ、私が知ったのは2014年のこと、フランス旅行へ向かう飛行機の中でした。
普段はジャズ・メタル・90年代J-POPを偏食的に聴いているイケてない音楽趣味なのですが(汗)フレンチポップってどんな感じなんじゃろ〜となんとなくPV集を眺めていたわけです。
そしたら突然、こいつが現れたのです。
わたしの第一印象
こいつ!オカマちゃんのラッパー!?
いやいや、違います。オカマちゃんではありません。
というのもワケがあって、そのPVの中で彼は半分女性、半分男性の格好をしているんです。
字ヅラだけだと訳がわからないと思うので、ぜひPVを見てみてください。
Stromae - Tous Les Mêmes (Official Music Video) - YouTube
色々と衝撃でした。
まず、半分女性、半分男性を演じていますがどちらも似合いすぎてる!!!この人女!?男!?
女性・男性が切り替わるときのライディングがかっこよすぎる!!!
サビで
♩rendez-vous rendez-vous
♩ランデブー ランデブー
と歌い続けている!なんだ!待ち合わせするのか???(フランス語を4年間勉強していましたが歌詞はそこしか聴き取れず)
最後のダンス、動きが謎すぎる!夜道でこいつら出てきたら泣く!!
もはやオシャレなのかダサいのかわからない!!笑
最初にみたときは絶対にオカマだと信じていたので、ホテルに着いてから「ラッパー・オカマ」でめっちゃググりました。
まあ、出てきませんでした。
しかしさすが人気者、一週間の滞在中に偶然テレビで見つけ、彼の名を知ったのでした。
個人的にはストロマエの魅力は、
① 哀愁のあるシャンソン的歌唱
② シンプルかつキャッチーなリフ
③ ファッションセンス
④ 絶妙なダサさ
だと思います。
ダサいっていうのは、けなしているのではありません。
どことなく漂う古くささ、ヴィンテージ感、ヨーロピアンでもアフリカンでもないエキゾチック感、それらがあいまって、観る人聴く人の心に引っかかるのだと思います。
そんなスター・ストロマエ、世界の色んなアーティストがカバーを発表しています。
比較してみるのも面白いです。
" papaoutai " : パパどこにいるの?
Stromae - Papaoutai (Official Music Video) - YouTube
Pentatonix - Papaoutai (Stromae Cover) (Official Video) ft. Lindsey Stirling - YouTube
曲も映像も、原曲に忠実ですね。Pentatonixはduft pankのカバーがとっても有名ですが、こちらもハーモニーが美しい!
" ta fête "
※2本目はYouTubeが再生できなかったため別のサイトをご紹介
と、まあ長々と語ってみましたが
最後にStromaeがインタビューで語った言葉をひとこと。
" ...I’m just dancing on it, and it’s enough to just enjoy and dance and cry.” America.aljazeera.comより引用